こんにちは!
先週から冷え込む日々が続き、
岩手山も雪化粧を迎えるシーズンにもなりました⛄
県内各地の峠道や山間部では
凍結が始まる3度以下にもなっており
本格的なスタッドレスシーズンの季節がやってきました!
本日はそんなスタッドレスシーズンを迎える前に
今お持ちの冬タイヤが使用できるのか、交換時期や
スタッドレスタイヤの基礎知識等ご説明していきたと思います!
まず、前シーズンまでスタッドレスタイヤを使っていた方は、
以下の点をご注意しながらタイヤを点検してみてください!
■タイヤの溝の深さは十分ですか?(5mm以上ありますか?)
■タイヤにキズやひび割れはありませんか?
■釘などの異物が刺さっていませんか?
■タイヤに異常な摩耗は見られませんか?
■タイヤの柔らかさは十分ですか?(溝が十分あっても柔らかさがないと冬用として使用できません)
そしてタイヤの減り具合の簡易チェック方法です!
スタッドレスタイヤは溝の深さが新品の半分まで摩耗すると、冬用タイヤとして使えなくなります。溝の深さを点検するプラットホームは、タイヤサイド4カ所 の矢印(↑)部分のトレッド(接地)面にあります。また溝に100円玉を差し込んで1の字が見えたら残り半分(ほぼ5mm)以下ということになるので、要注意です。(パターンによって誤差があります)
スタッドレスタイヤは残量と柔らかさが命です!
凍った路面でタイヤが滑りやすいのは、氷そのものではなくて、氷が融けてできる水が、氷の上に水の膜をつくるためです。この水の膜が、氷とタイヤの間に入ってタイヤを滑らせます。
タイヤにはいくつもの溝(水の膜を素早く取り除くための水路)があり、水を排除し路面にタイヤを密着させるので滑りにくくなります。
溝が無い(残量40%を切った)タイヤですと水を排除する機能が低下し滑る原因になります!
また、
凍った路面は平らに見えますが、実は平らではなく凹凸があります。そのため、タイヤのゴムが柔らかく、路面の凹凸に合わせて密着できることが重要です。基本的には残量が多いタイヤ程ブロックが動き、路面(氷)に密着しやすくなります!
■スタッドレスタイヤの製造年をご確認ください
確認方法は以下の方法で確認いただけます!
タイヤの側面には図に示すように、ホイールに近い位置に製造番号が刻印されています。 但し、製造番号はタイヤ片側のみに刻印されているため、車両に装着した状態では車輌の外側から確認できない場合もあります。
製造番号のうち、ゴムの中に下2桁(例12)の数字が製造年を示しています。最後の数字12が(2012年)を示します。
適正に保管された新品のスタッドレスタイヤは、2シーズン、もしくは3シーズンは同等の性能を保つことが確認されています。(タイヤ公正取引協議会共催試験)
また最新のスタッドレスタイヤには柔らかさを保つための技術が投入されています。メーカーやパターンにより性能維持の年数が延びているものもございます。
ご不明な場合はメーカーHPまたは当社までお問合せください(メーカー問いません)
そして次に多くお問合せいただくのが
履き替えはどのタイミングで、いつがオススメ?です。
岩手県含め隣県の初雪が降る日は以下の表をご参考ください!
当店を含め各タイヤショップさん、カー量販店さんを見ると
天気予報で初雪の予報が出ると一気にご予約のお電話や飛び込みのお客様が増え
混雑している様子を毎年お見掛けします!
タイヤは基本的に走行距離約5,000kmにつき1mm摩耗すると言われております。
例えば、往復20キロ程の通勤を1か月(22日)繰り返したとしても440キロ
1㎜摩耗するのには約250日かかります。
(使用環境、車種、気温により変化致します。)
また、新品タイヤを購入した方でしたら200㎞以上長めの慣らし走行をお薦めします。
慣らし走行のメリットとしては
ゆるやかな寸度の成長及びリムとのなじみによって故障耐久性が向上します。
タイヤの表皮がとれて本来のゴムのグリップが発揮されます。
またドライバーさんも夏タイヤから冬タイヤへの変更による
タイヤ交換前後の性能差に馴れていただくことで、安全走行が確保できます。
新品タイヤだけではなく、前シーズンから使用していた方でもタイヤ表面の不純物除去の為にも80km/h以下の速度で最低100km以上の走行もオススメ致します!
早期交換によるメリットはたくさんありますし、意外とタイヤって減らないことも
知っていただけたと思います!
また昨今の新型ウィルスによる3密回避の為にも普段よりも1週間~2週間程早めの交換ご検討してみてはいかがでしょうか?
当店では随時タイヤ交換のご予約に、無料でのタイヤ点検も行っております!
お気軽にご来店、お問合せください!!
#タイヤ点検 #スタッドレス #スタッドレスタイヤ
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